2021新発かなたさま　専用

この価格でこのサイズのバッグでは珍しく腰ベルトが独立しており、単体でMolleベルトとして運用が可能になっている。 ベルトにはバッグ底面と同様の素材の滑り止めが施されており装着時に滑りにくくなっていて使いやすい。 コンプレッションベルトをはじめ長さ調節ができる部分にはすべてEAGLEのYoteパックやMRの3dayにもあるようなベルクロで端末をまとめることができるようになっているがこれに加えてエラスティックバンドも付属している。無駄に感じるくらいそういったものがついている。 サブコンパートメント内のポケットは中途半端な大きさで普段使いするには少しばかり使いにくい。 もともと一般の生活用に作られているわけではないから仕方ないがここら辺はMAGFORCEや5.11の方が使いやすさでは優れているように感じる。 下部の収納とメインコンパートメントの間にある仕切りについてはジッパーが両側から引けるようにはなっておらず、下部側にのみプルタブがついている。 仕切り布自体は薄いナイロンではなくおそらくバッグ本体と同じ500Dナイロンを使用しており丈夫であり非常に良い。 大きさもランニングシューズのような靴であれば2足は入った(当方26cm)。左右の空きは十分だが奥行の点で大きめのシューズは厳しいかもしれないくらいの大きさ。 下部にはドレインホールがあるがホール自体をウェビングで覆ってあることで水だけ逃げて中に砂などが入りにくいように考慮されている。 公式HPには写真があるがボトムストラップがつくようになっていて何かしら括り付けて背負うことができるようになっている。 ハンドルの部分には底面と同様のゴムがまかれていて滑り止めになっている。 良く触る部分のため数年後べとべとになってないか不安。 また雑とまではいわないが縫製がこの手のバッグにしては甘く感じる。 尤も通常使用で壊れるようなものではない。 ハイドレーションの部分にはクッション性の高い仕切りがありPCを入れるには最適、大きさもマチがあるため入れやすい。 背面のクッションはスポンジが波打っていてできる限り熱がこもらないように工夫されている。 流石に登山用のザックには劣るが他の軍用品に比べると幾分か涼しい気もしないでもない。 ザック全体としてはショルダーストラップもしっかりとしており、形もシンプル故使いやすいもので価格も他の軍用品より安価であり満足度は高いものといえる。